妊娠を成功させるために最適な不妊鍼灸のペースは？妊娠をするために最適なペースを紹介
続けやすい1週間に1度程度のペース
鍼灸治療の基本は、冷えやホルモンバランスなどの体質を改善していくことにあります。着床鍼灸などピンポイントで効果を狙う施術もありますが、妊娠の可能性が高まる身体作りの目的で鍼灸治療を行うのであればしばらく通院することを検討してください。体質を改善させるには時間がかかることを知っておきましょう。
週1度程度のペースで通院する場合、生理不順の改善、血流増加による子宮内膜の厚さ改善、卵子の質改善といった効果が見込めるのです。しばらく続けると、体調の良さを体感してくる人も多く見られます。
忙しい人でも続けられる2週間に1度程度のペース
仕事や家庭の事情で週に1度のペースで通うのが難しい場合、2週間に1度のペースでも効果はあります。施術の間が1ヵ月以上あいてしまうと効果が得られにくいとされていますので、2週間に1度の施術は効果の維持に役立ちます。
可能であれば、通院し始めた最初の1ヵ月だけは週に1度のペースで頑張り、以降は2週間に1度にペースを落とすのがおすすめ。週1度の施術で改善した身体を、2週に1度の施術でキープするようなイメージです。
体外受精のスケジュールに合わせたペース
継続しての定期通院が難しい場合は、体外受精の採卵および移植スケジュールに合わせて鍼灸治療を受けると良いでしょう。ただし、その場合でも自宅でできる範囲でマッサージや家庭用灸などのセルフケアを行うことをおすすめします。
体外受精のスケジュールに合わせて鍼灸治療を受けるなら、採卵周期に1～2回、移植周期に2～3回が目安です。限られた回数で効果的な施術を受けるためには、体外受精のスケジュールが確定したらすぐに鍼灸の施術者に相談してくださいね。
